1985-06-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
○菅原委員 搗精歩どまりの格差を見るとなると、いわゆる整粒歩合の高いほど搗精歩合は高くなるのですよ。整粒歩合が低いほど搗精歩合は低くなるのですよ。そうすると、整粒歩合のいいものほどより一層よくなって、整粒歩合の低いものほどより下がるのですから、差がうんと出てくるのですよ。
○菅原委員 搗精歩どまりの格差を見るとなると、いわゆる整粒歩合の高いほど搗精歩合は高くなるのですよ。整粒歩合が低いほど搗精歩合は低くなるのですよ。そうすると、整粒歩合のいいものほどより一層よくなって、整粒歩合の低いものほどより下がるのですから、差がうんと出てくるのですよ。
内容といたしましては、従来でございますと一応縦目ふるいでふるいまして、その上に残ったものは収量ということでございますが、このような被害米の多い年につきましては被害米を除いたり、さらに粗いふるいでふるったり、それでも食用にならないようなものは搗精試験をやりまして、搗精歩合の下がりというようなものまで計算をいたしまして、食用になるものだけが収量として把握されるというような措置を講ずることにいたしております
それでも買い入れ基準に達しないものにつきましては、搗精試験を行いまして、搗精歩合の低下分をも減収として収量を算定すると、そのような方法でございます。
それでも買い入れ基準に達しないものにつきましては、搗精試験を行って、搗精歩合の低下分をも減収として収量を算定するという方式でございます。
また、このような被害粒を除きましてもなおかつ買い入れ基準に達しないというものにつきましては、搗精試験を行いまして、たとえば青米のように非常に崩れやすいというものにつきましては、これは当然品質が悪うございますから、その搗精歩合の低下分を減収とするという、そういう特例措置を講じた次第でございます。
それからもう一つは非整粒の割合とか死に米の割合とかいう品質の規格、こういうものを見ましてその品質の格差を適正に決定いたしたいということでございまして、そういう点で本年は特に冷害の年でございますので、できるだけその辺の事情を反映するように価格を適切に決めたいということで、現在たとえばお示しの搗精歩合でございますが、サンプルもいろいろとりまして、そしてそのサンプルによって、はっきり申し上げますと搗精歩合
そういう実態というものは十分に判断をして、従来も搗精歩合による減収率及び搗精したものを拝見して減収率を控除するとか、共済関係でも皆さんが苦労してやっておるが、ことしは従来にないほど収穫量の認定というのは困難をきわめると思うのです。これは吉岡局長でいいですれども、十分な対応をしないと、せっかくの農済制度というものが被害の救済をすることができないということになるわけですね。
そこで、ことしのように災害によりまして米の品質が著しく低下をしたというような場合には、その一・七ミリ目段以上の米でございましても被害粒を除くということをやりますほか、搗精をいたしてみまして、その搗精歩合の減少を収穫量から控除するというふうな方向でやりたいというふうに思っておりまして、従来もそのような特例措置をとったことはございますが、特に今次災害におきましてもそのような特例措置を活用いたしまして、適正
これは七百五十万トンもたまったときに、やむを得ず緊急避難的な措置として豚のえさにしたりあるいは後進国の援助に使ったりしてまいっておりまして、相当な財政上の赤字負担を覚悟しながら処理を続けてまいったわけでありますが、これは実はりっぱな米でございまして、決して姿、形の違った外米なんかと違いますし、少し搗精歩合を考えさえすればりっぱに食える米であります。決して豚にくれるときめた米ではございません。
たとえば搗精歩合だとかあるいはまた余ますの問題だとか、いろいろなものが銘柄の要素になってくると思うのです。ですから、農林省のほうで、七十八種類の銘柄というのはどういう基準できめたか、この点を簡単に説明してもらえばいいわけです。
一応みなすのでございますが、それを食糧事務所で見てもらって、買い上げ対象にならぬ、そうすると、買い上げ対象にならぬ原因は、先ほど言いましたとおり砕粒であるとか青未熟とかあるいは腐敗粒が入っているからでございますから、それを除いてまた食糧事務所に見てもらって、これでどうか、それでも買い上げ対象にならぬという場合には、搗精試験をして、当該年度の政府の買い入れ最低等級がたとえば五等だという場合は、五等の搗精歩合
それを控除して、また食糧検査事務所に見ていただいて、買い上げ対象にならぬということになれば、それを搗精試験にかけまして、その年の政府買い入れ対象の最低品位の搗精歩合に比較してその減り分を減収として見る。ですから一・七ミリ以上であってもことしのような場合は、相当程度減収として見るということに相なるわけでございます。
○川村説明員 いま先生が前段のほうでおっしゃった点なんでございますが、当該年度の政府買い入れが等外甲にやった場合には、その搗精を一つの基準にして搗精歩合いの減りを見ます。五等であった場合は、五等最低の搗精歩合いとの比較において減る分を減収に見る。
主食への需要の拡大でございますが、これはいい米を安定的に供給するということが大事でございますが、同時に搗精歩合といいますか精白度を上げる、そういったこともあわせて研究しながら、とにかく本来の米の用途であります主食にできるだけ需要を拡大してまいりたい、こういうことを考えておるわけであります。
規格外甲乙等に規格を明示されまして、それによって特別買い入れの措置を講じておられるわけですが、共済制度におきまして、その場合には一応等外上なりあるいは規格外甲に該当する場合には、それはそのまま収量というふうにみなしまして、いまの縦目ふるいで選別いたしましても、等外上なりあるいは規格外甲にも該当しない、こういうようなものにつきましては特別搗精試験を行ないまして、それによって、等外上あるいは規格外甲の搗精歩合
その内容は、政府の買い入れ対象になっております最低品位の等級を基準にいたしまして、それと比較をいたしまして、買い入れ対象外の米につきましてそれを搗精をいたしてみまして、搗精歩合の減じた部分に相当する量を減収として扱う、こういうような特例的な措置を従来講じております。
だから、この点は、統計調査部でも、長官の言われた搗精歩合の差というものは当然予想されるから、その搗精歩どまりの差というものは、当然一・七ミリ以上のものであっても、その指数でこれを減収のほうへ回す、あるいは死に米等に ついても、これは実情を把握しなければならぬということは、最初から言っておるのですよ。
精白をしまして、品位の非常に低いものが出てくるわけですが、それらについて等外上、あるいは規格外の甲などの搗精歩合、精白の度合いと比較をしてみるわけです。で、共済から集まった分が、これは通常等外上あるいは規格外の甲に比べ、まして精白度が低いわけです。その低い度合い、普通のものよりも低まった度合い分を減収として見るという方式をとっております。
それらの関係がありますので、青米混入度合いによって搗精歩合いがどのようになるのか、あるいは食糧として配給できるようなものができ上がるのかどうか、もう少しこの辺は時間をかけて調査をして、それから適当な措置をとることにいたしたい、こう思っております。
そうして搗精歩合いもつまり白い米、普通米よりも搗精度を高くする、あるいはその中にいろいろな雑物と申しますか、そういうものが入っておる程度が非常に少なく、そろっている、小米を少なくする、いろいろそういうような精選をいたしまして、品質の非常にいい米になっておるわけであります。そこで味の問題でありますが、味の問題はなかなか基準にそれを掲げる程度までまだ私どもとしては十分なる自信を持っておりません。
お話しのように酒をもっと作らして、搗精歩合を上げてよい酒を作って、あと飼料にしたらということも一つの考えだと思いますが、今日では、酒の方は昔と違いまして、要求があれば米は酒米として増加して出すこともしたりしております。しかし、いかに出しましてもなかなか酒が売れないという状況です。これは御存じの通りです。これは税金の問題もありましょう。
しかも、それについて搗精歩合をもっと上げてやる。しかも、これについては、かねがね私ども考えておりますように、大きな製粉業者に頼まない。むしろ中小工業者等を動員して、六十六カ所くらいの製粉工場を使っております。ただいまそれを百二十くらいにふやしております。これで大きく増産していこう。それらの趣旨で、大きな製粉業者に対しても小売出荷について協力をしてもらう。
しかし、それは利潤だけの話ですから、実際には、一級酒並みの酒というものは、利潤のもとになっているいろいろな諸原価、つまり米の搗精歩合もよくついておるというようなことがあって、原価自体がふくらんでおるわけです。ですから、そういう利潤以外の原価がある。これはやはり十円なり十五円なりという差があるだろうと思います。その辺をどの程度考えるか。
長官も認めておられまするように、搗精歩合からいっても、平均して岡山、三重など五%も違うという点は、これは食糧庁の統計にも出ておるので、それを同一価格で買い上げて同一価格で売るとすれば、これは卸売業者なり小売業者が不当の利潤を得るということになりまするし、もし価格に差等をつけて払い下げをするということになれば政府が不当利得を占めるということに計算をされるのだし、どうしてもこれは理論的に筋の通らんことであると
○森八三一君 まあその数量の確保ということだとすれば、搗精歩どまりが五%も違うということであれば、配給をするときにその搗精歩合のいい部分を計算に織り込めば、そういう品質の米を確保することは数量を確保したことにつながると、こうなるのでありまするから、当然これは措置しなければいかんことのように思うのですが、数量を確保すると、それは搗精歩合がいいのですから、卸に卸すときにそういう換算でおやりになれば数量を
その場合に、実は現実には政府のきめました搗精歩合で製品を作るわけであります。そうすると、現実の市場のものはそれよりも安い。それで政府の委託加工をして市価を牽制しようという、その製品が市場製品と太刀打ちできなくなる。それが牽制の役に立たない。立たないとは行かないまでもその牽制力というものが非常に少くなつて来るというふうな点もございます。
なお麦の点につきましては、これは搗精歩合というか、そういうものはないわけです。つまり麦は製粉業者なり、精麦業者が消費者の需要に応じて白い粉をそれぞれの用途に応じてやつておつて末端の配給もしておりませんし、価格も統制しとておりませんし、何ぼで……。
更に搗精歩合において百万石の消費、流通機関の予備の手当、こうしたものを累計いたしますれば、一千百万石から一千二三百万石の米が余分に固着し、消費が増大するという段階に至れば、内地米の需給面におきまする操作は全く行き当つてしまう。